毎朝7時、生駒高山にて、畑を耕す土の料理人
料理を食べるだけじゃもったいない!
体中で自然のおいしさを感じてほしいんや!
「野菜ってこんなにおいしいものなんだ」
と気づいてほしいんや
野菜の7割は、土で決まる
自分が納得する野菜は、自ら作る
「土の料理人」の所以である
奈良高山の「川波農園」では、
手ぬぐいでほおかむりした作務衣姿
奈良新大宮の日本料理 「川波」では、
白い角帽と白衣の和食調理人
野趣あふれる山育ちの食材と、
粋で繊細な和風料理
どちらも「土の料理人」が生みだす逸品
きっかけは?
月心寺の庵主さんの精進料理に感銘を受けた
野菜ってこんなにおいしいもんやったんやって・・・
でもええ野菜って探しても見つからへん
そんなら自分でつくるしかないと
ぬか、油カス、卵殻、柿しぶ、モミ殻、
落ち葉などを混ぜ、寝かせて発酵、
自家製堆肥の栄養が地力をつける
土づくりから始まった
更なるこだわりは、器にも・・・
陶器だけじゃない
20年前に、朴の木を植え、ほうの葉を皿にする。底は平らで舟形に乾かす。
料理の盛り付けを考え、様々な創意工夫を凝らす。